スタッフ研修を行いました。「豊かな関係づくりのために」
11月29日、小平美園地域センターにおいてスタッフ研修を行いました。今回は社会福祉法人武蔵野から早川友紀さんと本庄一聖さんを招いて「豊かな関係づくりのために」ということでお話を聞きました。
利用者の方たちは相手の心を見抜くプロであり、支援者の「不安・緊張」「動揺」「怒り」には特に敏感であること、行動の裏にある本人の必死の思い・わかってほしいという訴え、緊張や不安からくる混乱に想いをはせることの大切さからはじまりました。、相手も自分もいつも同じではない、その場、その時、過去や経験や環境、関係、その時の体調や気分で絶え間なく変わる。だからこそやり取りが大切であり、わからないことは「いつかわかるようにそっと心の片隅に置いておく→すぐに意味づけしないこと、そしてこれだけはしてほしくない時や折り合いをつけてほしい時は、自分の思いや意図をしっかりと持ち、相手がそのことで動揺し混乱してもそこで一緒に揺らがないこと、こちらの思いや意図を押し付けるのではなく、こちらのひたむきな想いが相手の心を動かすのではないかと信じて などの話を具体的な体験談を交えて話していただきました。
私たちが関わっている人たちの顔も浮かびながらお二人の話を聞いていたスタッフも多かったと思います。
「折り合いをつける」という話に「もやもやしていたことを言葉にしてもらえてよかった」と感想をのべたスタッフもいました。早川さん、本庄さんありがとうございました。